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物語

はまなすの実

あとがき

作者 田野呵々士
フィクション宣言と時代考証

 この物語はフィクションで、画像はイメージです。実在する国家や地域、個人、企業、団体とは一切関係ありません。
 しかし、歴史上に実在した個人、国家などと同名の固有名詞が少なからず登場します。また、西暦や日本の年号、現存する国名地名なども出て来ます。
 いずれも資料を調べて、歴史的事実関係、地理的関係、生活様式等に違和感の無いよう充分に配慮したつもりですが、もし不備な点などありましたら、今後の創作活動の参考にさせて頂きますので、どうぞ遠慮なくご叱責メール賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

言葉について

 登場人物の話す言葉で方言に関しては、かなり標準語化されています。特に、シャガの村の人が話す言葉は、このモデルとなった地域の方言ではなく、昔の東京の話し言葉に近いものになっています。むしろどちらかと言えば、ハヤテが話している言葉の方が、この地域の方言に部分的には似ています。
 女性が自分のことを「オレ」と言うのは、この地域を含む北国全般では珍しいことではありません。現に東北地方出身の私の母方の祖母も、自分のことを「オレ」と言っていました。女系の村ということもあり、風格を出すために、敢えてこの物語でも老女に関してはそのように言わせています。その際、男性の言う「俺」とは区別するためにカタカナ表記にしました。
 また、私の父方は四国西部の出身ですが、瀬戸内海西部沿岸を中心とする、中国四国九州各地並びに沖縄の方言に関しましては、それ風に聞こえる標準語程度に思って下さい(方言はもっと奥が深い!)。ハヤテや喜助たちの話す言葉も、戦国時代の瀬戸内の海賊の雰囲気を出すためにつくられた架空の方言です。
 各方言を最も方言たらしめているのは、その方言特有の名詞と動詞、形容詞の存在です。これらを正確に表記することはとてもおもしろいことなのでしょうが、その地方以外の読者にとっては、何のことだかさっぱりわからなくなってしまいます。この物語は内容もさることながら、全体の雰囲気とストーリーが進行するテンポも重視しています。こまかい注釈だらけの文章を敬遠する人にも、気軽に読んで欲しいと思っているため、名詞と動詞そして形容詞などに関してはその多くを標準語にしています。各地の皆様、悪しからずご了承ください。
 また、登場人物の台詞(せりふ)は、基本的に現代語になっていますが、雰囲気を出すためにわざと古めかしい単語を用いている場合もあります。例えば侍が話す言葉などは、厳密に言えば本物ではないのでしょうが、それっぽく聞こえるようにしてあります。
 それとは逆に、この時代には存在しない近代的な単語を敢えて用いている場合もあります。例えば、戦闘シーンで海賊が発する命令は、侍のそれと比較してより近代的になっています。また、既にお気付きの方も多いかと思いますが、第二章第十六段の中ほどで「あれ兄ちゃん、ほんに気ぃきかんのぅ。ここは指定席じゃのに。」というナミの台詞があります。この「指定席」という言葉は、バスや鉄道、映画館などの無いこの時代には恐らく無かった言葉でしょう。「~。この席はお決まりじゃ。」と言わせればいいのでしょうが、ナミの機知に富んだ性格と若々しさを表現するために、敢えてこの単語を用いています。
 また、本文中に出て来る北京語・スペイン語・オランダ語・フランス語はいずれも現代語で、ポルトガル語はブラジルで話されている現代語です。

参考資料
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  • Google 翻訳 http://translate.google.co.jp
画像素材提供
  • 白地図 KenMap http://www5b.biglobe.ne.jp/~t-kamada/CBuilder/kenmap.htm
  • 世界の白地図 http://www.abysse.co.jp/world/map/map-top.html
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