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はたけ

青紫蘇

2004.07.10
更新 2013.12.25
青紫蘇1
野生のものを6月頃撮影、まだ枝分かれしていない

 シソ科の1年草。学名:Perilla frutescens var. crispa Decne.
 ヒマラヤ・ビルマ・中国の原産で、日本でも古くから栽培されているそうだ。
 我が家では畑とその周辺に多数自生していたのだが、ある年、紫蘇の実の醤油漬けにはまってしまい、それによる乱獲のために一旦絶滅した。
 その数年後の2013年、市販の苗を購入し、初めて肥料をやって栽培する。

 赤紫蘇の近辺に植えると、それと交配して翌年は赤が混じったものが発芽する。この紫蘇の香りは、青紫蘇とは異なったり、香りが弱かったりするので、なるべく交配を避けた方がいい。そのため、赤紫蘇とはある程度の距離を置いて栽培することが望まれる。野生の場合、実現は難しいが・・・。

 葉は刺身のつけ合わせによく使われる。特にイカ、アジ、サザエ、アワビ等の魚貝類との相性は抜群。
 また、胡瓜などの漬物にも合うし、素麺や冷たいうどん、冷麦などの薬味としてもいけるので、夏の食卓には欠かせない。

 独特の芳香は、ベリルアルデヒド・リモネンなどの成分によるそうだ。
 紫蘇の葉や実には、魚、カニ、獣肉などの食中毒に対する解毒作用がある。漢方では、発汗、鎮咳、健胃、鎮静、利尿、鎮痛剤として用いられるとのこと。

栽培した青紫蘇
2013年に栽培した青紫蘇、8月8日撮影。

 9月になると穂が出て来る。それをしごくと実が取れる。これを漬物に入れると、独特の風味と歯ごたえが楽しめる。特に胡瓜の醤油漬けとの相性が良い。

紫蘇の穂
青紫蘇の穂、9月22日撮影。


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