マメ亜科フェヌグリーク属の一年草。学名:Trigonella foenum-graecum。
原産は地中海地方とのこと。
種子(シード)には補腎・強壮・健胃作用などの薬効があるそうだ。
種子はスパイスとして、葉はハーブとしてパキスタンや北インドのカレーではかなりよく用いられているようだ。
そのインド産種子を日本の有名インド料理店から取り寄せて実際に使ってみた。
ゆっくり加熱すると独特の甘い香りと若干の苦みを伴った深い味わいが得られ、カレーの味を1ランクアップすることができる。
その料理用に買った種子を水に漬けたら三晩で少し根を出したので、それを土に埋めたら立派に発芽した。
もちろん生でも食べられる。
見た目はカイワレ、味はモヤシといったところだ。