シナノキ科ツナソ属の一年草。
エジプト周辺原産の野菜で、日本に紹介されたのは1980年代だそうだ。
我が家では元肥(もとごえ)に下肥、枯れ草、木灰をやって、苗を買ってきて植えている。
生育して葉が茂ってきたら、枝の先端の柔らかいところから上をポキンと折って収穫する。
葉と柔らかい茎と花は食べても大丈夫だが、硬い茎と種には毒があるそうなので要注意。
味と香りにくせがないので、味噌汁、パスタソース、スープなどと応用範囲が広い。葉を刻むととろみが出る。これが私の大好物なので、我が家の夏の食卓には欠かせない。
ビタミンA、B1、B2、カロチン、カルシウム、リン、カリウムなどを多く含み、栄養価に富んでいる。しかし蓚酸も多く含んでいるので、尿道結石の危険性がある人は、食べるのを控えた方がよい。