担子菌類・シロキクラゲ科のキノコ。
春に仕込んで仮伏せしておいたナメコのホダ木から、七月初旬になって、見慣れぬキノコが出ていたので慌てて除去したが、気になるので調べたら、なんと食べられるキノコだった。
もしやと思って、周辺の山を歩いたら、2年前に切り倒したドングリのなる木からやはりこれが出ていたので、採って家に持ち帰る。
木に付いているときは上の画像のような状態だが、水をたっぷり吸うとこのような、正にクラゲといった感じになる。
早速、中華風スープに入れて食べてみる。
香りはほんの少し薬臭く、味はほとんど無い。歯ごたえも普通のキクラゲのようなコリコリ感は全く無く、つるつるふにゃふにゃで99%水分といった感じ。とにかく味がほとんど無いので何にでも合う。もちろん味噌汁にも合う。
しかし中国では、こんなものがなんと不老強精食品として高価な値段で売買されており、高級料理の食材として珍重されていると聞くから驚ろきだ。