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はたけ

ヤマノイモ

2004.09.29
更新 2015.11.01
ヤマノイモ

 学名:Dioscorea japonica、ヤマノイモ科ヤマノイモ属のつる性多年草。

ヤマノイモ

 秋になると地上の蔓に、上の画像のようなムカゴを付けることが多い。蔓を辿って芋のありかを探し当てる労力と、その後地中深く隠れている芋を掘り出す多大な労力を考えると、ムカゴを採った方がはるかに楽なので、私はもっぱらムカゴのみを食べ、来年のムカゴのために芋は掘らないでおく。
 生のムカゴや芋には、消化酵素であるジアスターゼが含まれているそうだ。しかも、火を通すと皮に含まれている苦味が無くなることの引き換えに、粘り気と風味が無くなるので、我が家ではムカゴは皮を剥かずに、ネギや鰹節とあえて、わさび醤油で食べる。

 冬は地上部が枯れるが、細く長く伸びた地下の芋は毎年更新されて肥大する。
 漢方では滋養強壮の薬として用いるとのこと。
 民間では、すりおろした物を火傷、腫れ物、歯痛、霜焼けに外用するそうだ。

はたけ  客間

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