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はたけ

味覚の復興[2]

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2004.05.24
2010.05.07 更新

消費者にとっての利点

 生命力の強い作物を摂取する者は、強い生命力を授かることが出来る。
 まず第一に、物理的な面である。硬い物を食べる習慣が付くと、顎が丈夫になり、消化器官も発達する。消化器官の発達は体力の源なので、食べた者の生命力はその分強くなる。
 次に栄養学的な面である。例えばニンニクを食べると精が付くと言うが、それは、ニンニクが持っている強い生命力の成分を、消化吸収したことによる。
 農薬や化学肥料の使用を前提として品種改良された作物は、口当たりは良いが、その分生命力が弱いということは、[1]でも述べた。それなら、そのように品種改良される以前の作物なら、まだ比較的生命力が強いということになる。或いは、現在の品種を基にして、生命力の強い品種に改良するということも考えられる。

実践

 それでは、いよいよ実践に入っていくことにする、と前置きするほど難しいものではない。

その1 購入の際によく選択する

 例えば、八百屋でキャベツが2種類あったとする。ポップなどに、やたら「甘い」とか「柔らかい」と書いてあれば、それを避け、宣伝が地味な方を選ぼう。甘くて柔らかい葉菜類には、その分農薬も多く使用されているはずだ。トマトは皮が硬く、酸味が多い物を選ぼう。大根は辛味が多く皮の厚いものを選ぶようにしよう。それらは比較的生命力が強い野菜だ。
 小売店も青果市場も一般農家も予想外なことだろうが、消費者の味覚が「昔ながらの」ものに戻る傾向があることが判明したなら、それに対応した物を生産して販売するようになるはずだ。

その2 白米より玄米

 白米は米の「鎧兜」を取り除いた状態なので、玄米に比べて生命力が弱い。玄米が苦手と言う人は、5分づきや7分づきを試してみる価値はあるだろう。白米よりはずっと生命力が強い食物だからだ。

その3 なるべく皮ごと食べる

 無農薬の野菜や果物は、可能な限り皮ごと食べよう。私は人参を皮ごと食べている。
 以前は自家製無農薬のじゃが芋の皮も身と一緒に加熱して食べていたが、呼吸困難に陥ったことが何度かあったので、これはやめておいた方が良いだろう。
 また、全ての動物には対応できる食物の範囲がある。例えば、猫は草を食べることはあってもその根は食べないし、ノウサギは木の皮を食べるが木そのものは食べない。
 人間は、竹の子、栗、ミカンなどの皮を剥いたり渋を取り除いたりするし、必要があれば加熱したりして食べることになる。

その4 過剰に火を通さない

 皮の硬い野菜、苦味の多い野菜、豆類やキノコなどは、火を通すことによって、人間にでも食べられるようになるが、当然その分の生命力が損なわれる。そのため、調理の際には、その食材に適した加熱を行って、それ以上火を通し過ぎないように気を付けよう。これは、一般の料理の作り方でも特に問題ないと思う。

その5 よく噛んで食べる

 せっかく生命力の強い食物を適正に調理しても、よく噛まなければ、消化不良を起こして、かえって体調を崩してしまう。「よく噛む」という行為は、前にも述べたとおり、生命力を物理的に身に付ける第一歩だし、唾液の分泌を促進させる。唾液には消化酵素などの他に、若返りに必要な成分も含まれていると言われている。

その6 生命力の取り過ぎに注意

 物には限度がある。暖房や冷房を強くし過ぎると体調を崩してしまうだろう。生命力についても同じだ。野菜の苦味が体に良いからといって、ジャガイモの芽を食べたりすると、生命にかかわることになるので、絶対にしてはいけない。常に、体と心が気持ちの良い範囲で止めておくべきだ。

実践者の例

 私の知る限り、今のところこの私1人だけしかいない(笑)。

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