だいどころ

胡瓜（キュウリ）と鶏のパスタ

　採り逃して巨大化した畑の胡瓜は皮も種も硬くなっているが、硬い部分を取り除いて加熱調理すればとても美味しく食べられる。
　普通のサイズの胡瓜なら、もちろん全部使える。

材料(４人分)

• ピュアオリーブ油　大さじ２杯
• 塩　小さじ６杯
• クローブ（丁子）　４粒（粉末の場合は小さじ２分の１）
• ローリエ（月桂樹の葉)　１枚
• ニンニク　２片
• 玉葱　中２分の１個
• 胡椒　適量
• イタリアントマト（日本のトマトかミニトマトでも代用可）　200g
• 鶏の胸または腿肉　２００g
• 胡瓜　４００g
• シナモンパウダー　小さじ２分の１杯
• スパゲッティーニまたはスパゲッティ（1.2mm～2.0mm）　400g
• 水適量

下ごしらえ

• 月桂樹の葉は、横半分に切る。
• ニンニクはみじん切り、玉葱はスライス、トマトは皮ごとこまかく切る。
• 巨大化した胡瓜の皮が硬ければ皮を剥く。種が硬いようなら、縦半分に切り、芯の部分をスプーンで削ぎ取る。通常の大きさなら、いずれもその必要なし。
• 胡瓜を千切りにしてパスタを茹でる鍋にあけ、塩小さじ３杯で塩揉みする。１０分ほどしてから硬く絞って水をよく切り、別の容器に移す。残った絞り汁は、パスタを茹でる際に使うので捨てない。
• 鶏肉は胡瓜と同じように細く切って、小さじ２杯の塩で揉んでおく。

パスタを茹でる鍋の中で胡瓜の塩揉みをする	固く絞って別の容器に移す	鶏肉を切って塩揉みする

作り方

ソースを作る

注意：クローブが粉末の場合は、最初に入れずに、シナモンパウダーと共に最後に入れること。

1. フライパンを熱し、弱火にしてオリーブ油を注ぎ、丁子を入れる。香りが出てきたら、月桂樹の葉を加える。
2. 月桂樹の葉の色が変わってきたら、ニンニクを加えて炒める。
3. ニンニクがきつね色になってきたら、玉葱、胡椒、塩小さじ１を加え、火をやや強めて炒める。
4. フライパンの玉葱が多少しんありしてきたら、トマトを加えて中火で炒める。
5. トマトに火が通ったら、鶏肉を加えて炒める。
6. 鶏肉の表面が白くなってきたら、下拵えした胡瓜をほぐして加え、炒める。
7. 全体に火が通ったら味見して、必要なら塩を加えて混ぜる。粉末桂皮を加えて混ぜ、火を止めて出来上がり。

パスタを茹でる

1. 先程の鍋の胡瓜の絞り汁に水を足して湯を沸かす。
2. 鍋の水が沸騰したら、それに塩小さじ１を加えてパスタを茹でる。

Hot

• パスタが茹だったら、湯を切って皿に盛り、先程のソースをかけて出来上がり。お好みで、タバスコ、パルメザンチーズなどをかけて熱いうちに召し上がれ。

Cold

• パスタが茹ったら、湯を切ってソースとよく混ぜる。粗熱を取ってから冷蔵庫で冷やし、皿に盛り付けて食べる。100%夏の味覚。