ナスのインドカレー
2000.07.24
更新 2023.04.04
インド式の一人前
北インドとパキスタンの大衆食堂には、必ずと言ってよいほど常備されている定番料理の一つ。
茄子は、インドの公用語であるヒンディー語で「बैंगन (baingan)」、パキスタンの国語であるウルドゥー語では「(baingan)بینگن」。そう注文すれば、この料理が運ばれて来る。メニューにアルファベットで「brinjal」と書いている店もあるが、茄子の品種のことで結局は同じこと。
ここでご紹介しているのはシンプルだが本格的なインドカレーなので、ルーはないし、他の具材は入らない。インドカレーと日本のカレーの違いは、こちらを参照。
作り方
材料
インド風に複数の種類のカレーと食べるなら10人分、日本風にこれだけおかずにするなら4人分
- A{唐辛子粉小さじ1杯、クミンパウダー大さじ2杯、コリアンダーパウダー大さじ2杯}
- 菜種油(無ければサラダ油) 90cc
- ニンニク 20g
- 玉葱 200g
- 塩 大さじ1杯
- ナス 1kg
- ターメリック 小さじ3杯
- ガラムマッサーラ 小さじ2杯
- 水 適量(焦げるのを防ぐためのものなので使わなくても良い)
下ごしらえ
- A はあらかじめ混ぜておく。
- ニンニクは細かいみじん切り、玉葱はみじん切り、茄子は3cmくらいの乱切りにしておく。
調理
- フライパンを火に掛け水気をとばし、油を入れたらすぐ弱火にする。
- Aを入れ、たえずかき混ぜて焦げないようにする。
- 香りが出てきたら、ニンニクを加えて炒める。
- ニンニクの色が変わってきたら玉葱と塩を加え、火を若干強くしてかき混ぜる。
- 玉葱の色が変わって油が浮いてきたらナスを加えてよく混ぜる。焦げ付くようなら水を加える。
- ナスが全体によく混じったらターメリックを加える。
- ナスによく火が通ったらガラムマッサーラを加えてよく混ぜ、火を止めて出来上がり。
だいどころ 客間