アマエビの唐揚
2005.04.19
更新 2011.05.28
冬の日本海の味覚の1つに甘蝦がある。その時期が来れば町のスーパーなどで、地物の20~30尾も入ったパックが、100~200円くらいで買える。もちろん刺身で食べられる新鮮な物だ。それを全部刺身にすると飽きてしまうので、満足するくらいの量を刺身で食べると、あとは唐揚にして冷蔵庫で保存することにしている。これが、酒のつまみやご飯のおかずとして重宝するのだ。
春先になって野蒜が出て来ると、これを使った蝦野蒜丼も楽しめる。
それでは、唐揚の作り方をご紹介しよう。
作り方
- フライパンを熱して油を注ぎ、そのまま加熱する。
- 甘蝦をボールに入れてさっと洗い、笊にあけてよく水気を切る。
- フライパンの油の温度が170度になったら、甘蝦の頭を取らず殻も剥かず、丸ごと小麦粉をまぶして一尾ずつ順々に揚げていく。一度に入る数は鍋の大きさと油の量による。1~2回ひっくり返して両面がきつね色になったら取り出し、キッチンペーパーなどで油をよく切る。
蝦の頭が破裂して油が飛ぶことがごくたまにあるので注意する。
- 全部揚げ終えたら火を止め、大きめの鍋かボールなどの容器にエビをまとめて入れる。その上から塩を降りかけるのだが、蝦は触角や長い足があり、実際より量が多く見えるので塩の量は控えめに。容器をサッサッと軽く振って全体に塩をまぶす。それを強く長くすると、触角や足がバラバラに砕けてしまうので注意。
だいどころ 客間