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暮らし

雪掻き

2009.3.4.

 同じ新潟県内の内陸部に比べると、この地域は雪の量も少ないし気温も温暖だが、標高約300メートルの山間地にある我が家の雪の量は、平野部とは違ってかなり多くなる。車を出すときには積雪が60センチあったのに、下へ降りるに従って段々と少なくなり、平野部では雪無しの別世界だったということはよくあることだ。
 その我が家の冬に欠かせない作業が雪掻きだ。それには、主に3種類の道具が使用される。

スノーダンプ

スノーダンプ1

 積もったばかりの雪になら絶大な威力を発揮するのが、このスノーダンプだ。北欧かどっかで発明されたとばかり思っていたが、調べてみると、昭和20年代に国鉄職員が除雪のために木で作ったものが元になっているのだそうだ。
 後述するスコップだと雪を放り投げなければならないので、かなりキツイ仕事になるが、これだと雪の上を橇のように軽やかに滑らせることが出来るので、一度に大量の雪を少量の力で運ぶことが出来る。

スノーダンプ2

 運んだ雪は、このようにして低い場所にぶちまけると楽だ。

アルミスコップ

スコップ

 一旦溶け掛けた雪が凍ってしまうと、カチンカチンになりスノーダンプの歯が立たなくなる。また、地形に凹凸があってそれを滑らせることが出来ないようなときは、これの出番だ。
 土方用の鉄製のスコップは重たいので、雪を掻くならこのような大きさのアルミ製のものが適している。

玄関

移植ごて

移植ごて

 本来は、野菜の苗などを植え替えるようなときに使うものだ。
 雪に埋もれている大根や人参を掘り出すとき、まずスコップで大まかに掘っておいてから、細かい部分をこれで掘る。スコップで全部しようとすると野菜を傷付ける恐れがあるし、素手ですると冷たさで手が千切れそうになるので。

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