2007年 我が家の主な生活費
2008.11.18.
2009.1.29. 更新
(男性一人暮らし・単位/円・月平均は小数点以下四捨五入)
費目 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 合計 | 月平均 |
食費 | 2,788 | 4,057 | 3,541 | 3,001 | 5,039 | 4,579 | 5,628 | 4,746 | 5,877 | 3,346 | 5,878 | 6,401 | 54,881 | 4,573 |
アルコール | 6,426 | 7,497 | 7,432 | 6,694 | 9,104 | 6,389 | 7,515 | 13,938 | 7,660 | 7,568 | 8,180 | 10,352 | 98,755 | 8,230 |
電気 | 2,134 | 1,801 | 1,801 | 1,734 | 2,046 | 1,796 | 2,014 | 2,170 | 2,326 | 2,248 | 2,121 | 1,804 | 23,995 | 2,000 |
水道 | 1,869 | 1,869 | 1,869 | 1,869 | 1,869 | 1,869 | 1,869 | 1,869 | 1,869 | 1,500 | 1,500 | 1,500 | 21,321 | 1,777 |
ガソリン | 0 | 0 | 0 | 1,000 | 3,530 | 0 | 2,649 | 2,555 | 0 | 2,000 | 0 | 0 | 13,734 | 1,445 |
豆炭 | 0 | 980 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 980 | 0 | 1,960 | 163 |
ガス・灯油 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
通信費 | 4,346 | 4,005 | 4,012 | 4,010 | 8,318 | 1,592 | 8,434 | 4,012 | 1,878 | 6,727 | 4,012 | 2,945 | 51,396 | 4,283 |
被服費 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2,800 | 199 | 99 | 3,098 | 258 |
日用品 | 0 | 0 | 698 | 0 | 189 | 1,480 | 0 | 479 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2,846 | 237 |
書籍・雑誌 | 210 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 623 | 0 | 105 | 1,050 | 0 | 1,988 | 166 |
家賃 | 2,000 | 2,000 | 2,000 | 2,000 | 2,000 | 2,000 | 2,000 | 2,000 | 2,000 | 2,000 | 2,000 | 2,000 | 24,000 | 2,000 |
合計 | | 297,977 | 24,831 |
解説
- 食費
食費の一日の平均は約150円、一食50円。これは、現在の日本の水準から見ればかなり安い方だと思う。その主な理由は、まずこの家の大家さんが、ご自分のお作りになったお米をいつも分けて下さるし、近所の農家の方もお米を下さることがあるので、それを買う必要が全くないということ。
次に私は、自分の畑で自家用の野菜や豆などを作っているし、大家さんを始めとする近所の方々が野菜を下さることもある。
魚もしくは肉を食べることは食べているが、その量がごく少量だということも大きいと思う。具体的な例を挙げると、全長30センチ余りの鰹が2尾入って1パック50円(この地域でもかなり安い)というのをスーパーで買って来て、それで鰹のたたきを作る。それが古くなれば醤油漬けにして1週間食いつなぐのである。
また私は、味噌、醤油、豆腐、麺類といったもの以外の加工食品をほとんど買わない。もう少し具体的に言えば、味噌汁のだしや漬物のような基本的なものから始まって、カレーやグラタンやピザといったものまで手作りだということだ。しかし、ごくたまにスーパーで半額になっている餃子やシュウマイ、ハンバーグなどを見つけると、懐かしくて買うこともあるが、味が甘過ぎる(糖分の添加のし過ぎ)のと、化学調味料の味ですぐ厭になる。
また、私には基本的に間食の習慣が無く、自家製の果物は食べるが、菓子や清涼飲料などを購入しない。嗜好品は、お茶とアルコール類だけ。
このような食生活を始めたのは1991年だった。それでもいまだに病気にも栄養失調になっていないし、風邪を引いたのは、ここ8年間でたった3回だけ(馬鹿のせいかも?)。そのため、これは少なくとも私にとって間違った食生活ではないのだと思っている。
12月が最も多くて1月が最も少ないのは、年末に正月用の買いだめをしておいて、1月はほとんど町に下りないからだ。
- アルコール
基本的に焼酎と第三のビールと、一本600円以下のワインだ。
8月が多いのは、暑いので第三のビールの消費が増えるため。次いで12月が多いのは、正月用のものを買いだめするからだ。
- 電気
我が家にエアコンは無いし、扇風機はあるが使っていない。それでも夏場に上昇しているのは、冷蔵庫の稼働時間が増えるのと、洗濯機の使用頻度が増えるためだ。
1月に多いのは、雪や曇りの日が多いので、日中でも部屋の照明を点灯しているためと推測される。電気による暖房器具は無いので。
- 簡易水道
山の中では、市街地の上水道に相当するものだ。
10月から1,500円に下がっているのは、料金が値下がりしたためで、使用量が減ったのではない。いずれの月も2立方メートル未満。
生活排水は地下浸透させているし、屎尿は自分で汲み取って全部畑の肥やしにしているので、下水にお金は掛かっていない。
- ガソリン
軽自動車と草刈機に使用する。
自宅が仕事場なので通勤の必要がない。また、安く買い物するためには10数キロ離れた大きな町に出なければならないが、それは1~2週間分まとめてするので、このような値になっている。冬場が0なのは、それが月に一度くらいになるからだ。
- 豆炭
主に炬燵用。
- ガス・灯油
一般常識からすると使っていて当たり前の物なので、一応計上しておいた。
我が家では、風呂や調理や暖房などの燃料は、薪やその副産物の「熾き」を使っているので、ガスも灯油も基本的に使わない。2002年の12月に満タンにした10kgのガスボンベが、2008年9月末にようやく空になったほどで、それ以後は購入していないし、その予定もない。
- 通信費
内分けは、固定電話とダイヤルアップ接続のインターネット。
山間地の我が家は圏外になるし、外出することがほとんどないので、、携帯電話は持っていないし加入もしていない。
赤で示してある3月は、預金の底が付いていて銀行から引き落とされず、コンビニに行って現金で払ったのだが、それを家計簿に付け忘れていたので、推測値になっている。
- 被服費
10月に近所の人の結婚式があり、披露宴に招待されたので、2,800円というのはその時の礼服一式のクリーニング代。11月にはトランクスを、12月にはTシャツをそれぞれ購入している。
「ファッション」とか「流行」とかとは完全に縁を切っているので、このような金額になっている。
- 日用品
3月は粘着式ネズミ捕り5枚組み。5月は七輪の火皿。6月は、やはりネズミ捕りとゴミ袋。8月はトイレットペーパーと徳用マッチ。
- 書籍・雑誌
8月は、料理漫画の単行本中古2冊。それ以外はいずれも、パソコン関係の中古の雑誌と書籍だ。
- 家賃
都会の感覚だと、「桁を間違えているのでは?」と思われるかもしれないが、この数字に間違いはない。一般的な賃貸住宅だと、人が住めるようにするための工事を大家さんが負担するのだが、私の場合はそれを自分で負担する代わりに家賃を安くして欲しいと申し出て、このような契約になったのだ。古い木造家屋は、人が住んでいなければ傷みが早いので、「住んでくれるだけでも有難い」と言う大家さんは少なくない。現に、この地域に住んでいる私の知人には、無料で立派な一軒家を借りている人もいる。日本全国過疎の地域を探せば、そういう空き家は数え切れないほどあると思う。
- その他
ここに計上していないもので主なものは、借金の返済、国民健康保険料、猫餌、医療費(歯科のみ)、接待交際費(結婚祝いのみ)。国民年金は免除の申請をして受理されてるし、外食も全くしないから、いずれも年間通じて0円。
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