学名:Montacilla cinereaa スズメ目セキレイ科の鳥。
水辺の開けた場所が好きなようだが、我が家の中庭のような、周囲に木が鬱蒼と生い茂った場所にもたまに姿を見せることがある。裏山から染み出た水が母屋の前を流れているので、そこが好きなようだ。しかし、下の画像はそれとは違っている。
2010年7月21日、使っていない蔵の横を通ってその裏に出た途端、蔵の壁の隙間から一羽の小鳥が一声鋭く鳴いて飛び立った。そしてすぐ私の目の前の地面に落ちると、羽をわざとらしくバタつかせながら藪の中を移動して行った。明かに卵や雛を守るための行動と見える。ということは、蔵の中に巣があるのだろうか? あったとしてもわざわざ見ようとは思わないが。
鳥のことはほっといてそのまま畑に行き、1分ほど用事を済ませてからまたそこを通ると、まだ同じ場所に同じ格好でいた。母屋にデジカメを取りに行って戻ってもまだそこにいる。もしかして本当に怪我をしているのかも。近付いても逃げないので、このような写真を撮ることが出来た。良く見ると、尻尾と羽の一部がちょっと変だ。
この後、木の枝で突っついたら、「ピピッ」と大きく鳴いて重たそうに飛び立って行った……