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ペットの部屋

チピン

2012.03.30
生後2ヶ月
生後2ヶ月のチピン。頭の大きさに比べて胴体が異常に小さい。

 推定2010年4月3日、我が家の蔵の中で他の猫と共に産まれる。母親は、それまで我が家唯一のメスだったクミャクミャだ。

5月3日クミャクミャが縁の下から入ったようで、仔猫たちは母屋の使っていない部屋へと移されたようだ。壁を隔てて彼らの動く音や鳴き声が聞こえたのでわかった。
5月10日頃裏に回って窓からそっと見ると、仔猫は茶虎と白っぽいのの2匹いた。
5月27日この日から、隣の部屋で「ミーーーー!!!」という甲高い叫び声が何度もするようになる。
5月29日クミャクミャが茶虎の方を納屋北側の軒下へ移すのを見る。
5月30日母屋の仔猫がいた部屋で、「ガリガリ」という音がした。『もしや?』と思ってクミャクミャをそこに入れると、2回ともすぐに出てきたが、それからしばらくして納屋の北側に白いのをくわえて行った。もしかして、この子を忘れてたとか?
5月31日午前中、クミャクミャは納屋の西側に2匹を移すが、白の元気がないようなので午後見に行ったら、頭の大きさは茶虎と変わらないが、体の大きさがその3分の2ほどしかなかった。胴体が頭より小さいのである。しかも少し震えていて、下あごに炎症を起こしている。今月10日頃に見たときには、どちらも同じくらいの大きさで元気に遊んでいたのだが。
白の顔をクミャクミャは申し訳程度に舐めるが、乳を飲もうとするとすぐに立ち上がるのでちゃんと飲めない。キャットフード少量を水道水でふやかして与えたら良く食べた。病院に連れて行こうかと迷う。
6月1日白は少し元気になり、歩けるようになった。私に餌をねだる時の鳴き声は、「ギャーーー!」という叫び声だ。それによって今、彼の生命が重要なときであることを知る。
6月2日朝は走れるようになっていたが、昼はまた元気がなくなり、キャットフードを食べなかった。以前犬猫病院でもらった抗生物質のジョサマイシン50mgが残っていたので、それを3等分してその一つをやる。
夕方も元気がなくキャットフードを食べなかった。いずれにせよ茶虎との体格の差が日ごとに増していくので、なんとか食べるようにしなければならない。「仔猫 大きくならない」とか「仔猫 体重が増えない」とかでネット検索しても、拾った仔猫の世話のことばかりで、親と一緒にいる仔猫の似たようなケースがなく判断のしようがない。
6月3日朝、私が玄関から外に出ると、走って来て叫んで餌をねだった。昨日より元気になっているようだった。ジョサマイシン50mg3等分の一つをやる。夜にも同じものをやる。
6月4日朝、餌の時に叫ばなくなったが良く食べている。しかし元気がないので不安になる。
午前中、兄弟と少しじゃれていたので、やや安心する。
昼前にカラスが一羽白を襲いに来た。クミャクミャが追い払ったので助かったが、複数で来られて誘導作戦をとられたら一匹では守り切れないので、これ以後窓の外を注意し、カラスの声が少しでも聞こえたらいつでも出動できる体勢にする。
午後、キャットフードを良く食べる。「チビチビ」と名付ける。呼んだら叫び声ではなく、普通の仔猫の「チー」という声で返事をするようになる。
生後2ヶ月
左端がチビチビ。その隣が同じときに産まれた茶虎。その下がクミャクミャ、右端が2009年産まれの兄貴のキャ。
チビチビは食いっぱぐれているように見えるが、このときは良く食べた。


生後2ヶ月
食後のまどろみ。
6月5日未明の雨の中、仔猫を探すクミャクミャの声がするので、外に出て猫の箱の中を見るとチビチビがいない。懐中電灯と傘を持って納屋の横を見に行くと、一匹でいたので呼んだら来た。箱まで運んで中に入れてやる。
朝、仔猫が2匹とも箱の中にいない。クミャクミャに餌をやってしばらくしてから納屋の横を見に行くと、母子3匹ともそこにいた。多分昨日のカラスの一件でクミャクミャが警戒したのだろう。もしかすると、夜中の一件は移動中で、私はその邪魔をしたのかもしれない。キャットフードを運んでやったらチビチビは良く食べた。体は少しずつだが太っているようだ。
いつまでもチビでは困るので、「チピチピ」と改名する。
9時過ぎに、庭をカラスが一羽低空で通過するのが窓越しに見えた。かなり大胆になっている。納屋の北横に仔猫が移っていて正解だった。そこは竹林に面しており、カラスは入って来れないからだ。
午前中何回か納屋の横を見に行ったが、そこには猫の姿はなかった。
正午近く、外でクミャクミャの声がした。その後、母屋の以前仔猫がいた部屋で仔猫を呼ぶ声がした。姿が見えなかったので、またそこに移したのかと思ったが、声は納屋の横の方に移動した。そこを見に行くと、廃材の隙間から2匹が出て来た。ずっとそこに隠れていたようだ。キャットフードをそこに運んでやる。
食後は日当たりの良い納屋正面に3匹とも移動していた。チピチピは茶虎とよくじゃれるようになったが、体の大きさの違いから虐めの一歩手前のようになっていて、よく悲鳴を上げている。するとクミャクミャがそれとなく顔を舐めに行って助けてやっている。
それからしばらくして見に行くと2匹は眠っていたが、親の姿がなかった。とにかくカラスが気になるので、それからちょこちょこ見に行く。チピチピは白くて目立つので、草の陰や廃材の下にいるときはいいが、丸見えの場所に全く無防備の状態で寝転がっていると気が気ではない。体重がテニスボールほどしかないので、くわえてどこかへ持って行かれたら終わりだ。
下あごの炎症は治っていた。
15時過ぎにやっとクミャクミャが帰って来る。仔猫の顔や体を舐めてやったりして面倒は良く見ているが、近頃乳を与えている姿を見ていない。それならばとキャットフードをやったら、クミャクミャと茶虎は良く食べたが、チピチピはちょっと舐めただけで食べず、水を少し飲んで終わり。しかし、その後は茶虎と元気に遊んでいたのでわけわからん。ジャンプも少しするようになった。本当に一喜一憂させてくれる猫だ。
茶虎の名は「トラピー」にする。
ネットで検索していたら、仔猫にドライのキャットフードをやるときは、必ず水もやることと書いてあった。また仔猫の場合、ドライのキャットフードは硬くて食べにくいということも書いてあった。今までは家の前の水路の水を飲んでいたが、それを飲んでいる時にカラスが襲いに来ては困るので、17時ごろキャットフードを水でふやかしてやったら、その水だけ飲んで肝心なフードは食べなかったが、クミャクミャが硬い方を食べていたら、それに習って硬い方を少しだけ食べた。しかし量が少な過ぎる。依然として体も少し震えている。
夕方、鶏ガラのだしガラをやったら、チピチピは盛んに舐めていたが、皮の部分だったので噛み切れないようだった。しかし、その執着振りにはパワーがあった。
6月6日チピチピは昨日より一段と活発になっており、外のタイルの流し台の縁に飛び乗って平均台歩きしたりしていた。
6月7日チピチピは賢く元気の良い仔猫になった。ただ体が少し小さいので、今後も気を付けて見ていようと思う。
6月14日朝、クミャクミャは仔猫たちを元の納屋の北側軒下へ移した。その途中、チピチピの肛門が腫れていることに気が付いた。クミャクミャが舐めると痛がって悲鳴を上げている。
6月15日チピチピは少し痩せた。食欲はあるし、よく遊んでいるのだが。とにかく、トラピーとの体格の差がいつまで経っても縮まらないので、また心配になる。午後見たら、肛門の腫れは少し引いたようだった。
6月17日朝、納屋の横に餌をやりに行ったら、いつもなら一番に走って来るチピチピが来ないでじっとしている。クミャクミャとトラピーはがっついて食べたのだが。肛門は依然として腫れており、母猫が心配して舐めると痛がって大きな悲鳴を上げる。食欲が無いとなるとこれは深刻だ。真剣に医者に連れて行こうと思ったが、そのうち元気に遊びだしたのを見て少し様子を見ることにする。ネットで調べたが、同じような症状が見当たらない。チピチピの両方の後ろ足の踵が擦り剥いていることに気が付く。
キャットフードを水でふやかしてやったら良く食べたので、ひとまず安心する。
夕方見たら、踵の傷は塞がっていた代わりに、肛門の炎症が生殖器にまで拡大していたので、明日は病院へ連れて行くことを決意をする。夜、その思念をクミャクミャに送って了解を得ることを試みる。
6月18日夜中の2時頃、納屋の横に餌をやりに行くが母子共にいない。
朝一番で餌をやりに行くが、やはりいない。母屋や蔵などのいそうな場所を探したがいない。仔猫をどこかに連れて行かれることを察知して、クミャクミャが移したのだろう。
人間の朝食後にクミャクミャ一匹だけが餌をねだりに来たので、昨夜水でふやかした猫餌をやったが、ほとんど食べずに鳴きながら隣の家の方に行ってしまった。チピチピを病院に連れて行ける者は、慣れているこの私しかいない。近日中にそうしなければ死んでしまうだろう。せっかくあそこまで元気になったのに。やはり、育たない運命の猫だったのだろうか? なんとも憂鬱な気分になる。しかし、落ち込んでばかりいられない。災い転じて福と成す。仔猫がいないのを幸いに納屋周辺と母屋正面の草を草刈機で刈る。草を刈っていたら仔猫の血しぶきが飛んだ、なんていうのはご免だからだ。
昼前、また我が家に来てすぐどこかへ行くクミャクミャの後をつけてみたら、隣の家の入り口の大きな門の方へ仔猫を呼びながら消えて行った。二匹はきっとその中にいるのだろう。
チピチピともう会えないと思うと、いたたまれなくなって、夕方暗くなってからピアノを弾く。近頃弾いていなかったので、指が思うように動かないが、そのうち泣けてきて声を上げて大泣きしてしまう。
20時35分、眠っていたら外で猫の鳴き声がするので起きて見てみる。なんと、チピチピが一回り大きくなって(いるように見えた?)一匹で小雨の中を帰っていた。もしかするとクミャクミャがくわえて連れてきたのかもしれないが。鳴き声も、「チー!」から「ニャーオ!」になっている。猫餌をそのままやったら、カリカリとよく食べた。そのうちクミャクミャが隣の家の方から現われたので、彼女にまかせて家に入る。元気だったので安心する。
6月19日1時20分、目が覚めたら猫の鳴き声がしたようなので、『もしや』と思って懐中電灯を持って見に行くと、なんとチピチピ一匹だけが納屋の横にいた。低体温症になっては困るし野生動物に襲われる危険があるので、家の中に入れてやり餌と水をやる。しばらくしてクミャクミャの仔猫を呼ぶ声がしたので入れてやるが、チピチピが乳首をくわえてもすぐ立ち上がり、外に向かって仔猫を呼ぶ声を出して出ようとするので、仕方ないが出してやる。隣の家に残してきたトラピーが心配なのだろう。チピチピは自分が呼ばれているのではないのを知っているようで、その声に全く反応しない。クミャクミャは、そうして出て行ってはしばらくしてから戻って来てを何度も繰り返すので眠れない。一度は無視する。
着古したダウンジャケットを畳の上に敷いて、チピチピの寝床にしてやる。
空が白んできた頃、チピチピは退屈らしく外に出たいと鳴き始めたので出してやって、草で遊んでやる。しばらくすると俺の足にもたれておとなしくなったので、また中に入れてやる。俺は布団に入ったままボールペンを布団から入れたり出したりして見せたらすぐ乗ってきて遊んでいたが、眠いので中断すると、また外に向かって鳴き始める。「これは困ったなぁー」と言ったら、それがわかったようにダウンジャケットの上でおとなしくなった。
食事の支度の時はどうしようかと寝床の中で考えていたら、しばらくして外でまたクミャクミャの呼ぶ声にチピチピが反応したので、窓を開けてやったら元気良く出て行った。クミャクミャが納屋の横にくわえて行ったようなので助かった。あそこなら、カラスには見えないので安心だ。
午前中、チピチピを犬猫病院に連れて行く。下痢による炎症「うんこかぶれ」とのこと、重病でなくてほっとする。また、「生後2ヵ月半にしては小さいですよね?」と尋ねたら、「いや、こんなもんでしょう」と答えられた。「これの兄弟と顔は同じくらいだけど、胴体は半分ほどしかないんですよ」と言ったら、「そう言われればそうかもね」という程度だった。もしかして、トラピーが標準よりでかいのかもしれない。これもやや安心する。抗生物質ジョサマイシン50mgと下痢止めFELOMIC錠それぞれ1日2回×5日分頂く。車に乗せるのは生まれて初めての小さな仔猫なので、時速40km前後で走行したこともあり、病院との往復がことさら長く感じた。
昼前に帰って来たら、なんとクミャクミャはトラピーと一緒に納屋の横にいた。産まれて初めて自動車に揺られ、恐怖で泣き腫らしたような目をしていたチピチピも、これですぐ立ち直れることだろう。ケージから出してクミャクミャの前に置いたら、何事が起きたか理解出来ていないようだったが、クミャクミャの方に歩み寄って行った。めでたしめでたし!
昼食を仕込んでから薬をやろうと思っていたら、大家さん関係の方がラジオを大音量で流しながらトラックで来られて、乗用耕運機を納屋に収納しにみえた。なんというバッドタイミングだろう。彼が帰られてから納屋の横を見に行ったら、案の定猫は全部いなくなっていた。他を探してもいなかったので、また隣の家に復帰してしまったに違いない。思わず、「世の中うまいこといきまへんなぁ~」と溜息混じりで呟いてしまう。
14時45分頃、どうかなと思って見に行くと、3匹とも元の場所に帰っていたので、ホッとして第一回目の薬を与える。ところが、口がまだ小さいので錠剤丸ごとだと、前回包丁で切ってやったようにはいかずにすぐ吐き出してしまい、飲ませるのに苦労した。「うまいこといきまへんなぁ~」
6月20日8時前、チピチピは昨日のことがあったので、この時になるとそれを察知して逃げるようになった。やっと捕まえてまたもや苦労しながら2回目の投薬。チピチピは相当厭だったらしく、いじけたように私たちから離れて背を向け、厭な顔でこちらを見ていた。そして、いかにも「厭な物食べた」という感じで舌を出し入れしながら頭を振っていた。今まででもそうだったが、思っていることがわりと素直に顔と態度に出る猫だ。気を紛らわしてやろうと蛙を捕まえて見せたが来なかったので、母猫経由で渡そうとする。クミャクミャが上手に捕まえ、遊ぶところを仔猫に見せていたが、それが偶然トラピーの前に落ちたので彼女が捕まえた。上手だったので既に経験済みのようだ。チピチピをみんなの傍に連れて来てやり、猫餌を置いてやる。すると顔は普通に戻って来た。しかし、これでは先が思いやられる。嫌われるのを恐れていたら薬がやれず病気が治らない。なかなか難しい問題だ。
昼前に餌をやった時に見たら、チピチピの肛門と両足の踵の炎症が薄黄色になっていた。これは初めてのことなので、薬が効いているのだろうか?
15時過ぎに3匹が外で遊んでいる風景を眺めていたら、チピチピがトラピーと遊ぼうと思って近付いても、馬鹿にされたようにまたがれていた。それは可哀想なことだったが、その直後たまたま出た陽の光にチピチピだけが白く輝いていたので何か神々しいものを感じた。
17時頃第3回目の投薬。お互いに慣れてきて少し楽になる。
6月20日8時頃第4回目の投薬。黄色いの(下痢止め)がいつもうまくいかない。チピチピがあまりにも嫌がるし、下痢も止まったようなので、赤いの(抗生物質)だけにする。炎症はまた少し治っていた。
投薬後はいつもチピチピの元気がない。それから2時間後に見たら、炎症はまた赤くなっていた。投薬による精神的ダメージのせいだろうか。クミャクミャが舐めると相変わらず痛がるし、投薬によって回復しているのかどうか不安になる。餌をやったが、チピチピだけ食べない。また心配になる。
10時30分頃、チピチピはやっと餌を少し食べてくれた。ホッとする。正に一喜一憂の繰り返しだ。
17時頃、赤い方だけの投薬。
6月22日7時30分頃、赤い方だけの投薬。踵の炎症は快方に向かっているようだ。薬が効いてきたようだが、肛門は依然として腫れていて、クミャクミャが舐めるたびに大きな悲鳴を上げる。しかし、トラピーともよく遊んでいて、昨日の朝より元気なのでまずは一安心。
17時頃、赤い方だけの投薬。
6月23日チピチピは元気だが、肛門を舐められると相変わらず大きな悲鳴を上げている。
8時30分頃、赤い方だけの投薬。
生後3ヶ月足らず
生後3ヶ月足らず、肛門のあたりから尻尾の裏にかけて炎症を起こしている。

17時30分頃、薬をやろうとしたら猫が全部いなくなっていた。
夜何回かクミャクミャだけが餌をねだりに来るが、他所の猫に餌はやらない主義を貫き通す。
6月24日6時頃、庭にクミャクミャがいたのでよく見たら、仔猫も全部帰っていたので餌をやる。
チピチピの炎症は治まっていたし、舐められた時の悲鳴も聞こえなくなったので、一応投薬を終了して様子を見ることにする。
6月25日チピチピはもう完全に元気になっていた。そもそもトラピーが大き過ぎるので、その差が目立つのだとも思う。
父ちゃんと初めてのご対面
生後3ヶ月足らずのこの日の午後、父ちゃんと初めて対面する。父ちゃんの方は面倒くさそうな顔をしているが、チピチピはしばらく感動したようにその立派な姿を見詰めていた。
6月28日クミャクミャがまた本拠地を母屋に移す。ここに入るとチピチピがまた下痢になるかという危惧があったが様子を見る。
6月29日猫達はまた納屋の横に戻っていた。
長雨で退屈そうにしているので、運動のために夕方玩具を作ってやる。クミャクミャはその趣旨を理解しているようだが、仔猫には少し大きかったせいかやや恐々だった。
6月30日未明まで母屋の前にいた猫が朝はいなくなっており、クミャクミャだけが餌をねだりに来たので文句を言ったら、しばらくしてから仔猫を連れて来たので餌をやる。
午前中玩具を母屋の前に移したら、2匹の仔猫はもう慣れていて盛んに遊んでいた。鷹の鳴き声が近くで聞こえたので外に出ると、猫達は南の池付近にいて、2羽の鷹が青空に舞っていた。クミャクミャがなぜか私を威嚇する。
7月1日朝の餌をやってから見ると、チピチピは気のせいかなんとなく元気が無い。肛門を見たら炎症はなかったが。
7月2日日中猫たちが遊んでいるのを見ていたら、チピチピは明らかに痩せている。暑いので横になって伸びていると胴体はぺしゃんこだ。下痢をしているのだろうか。しかし元気はあって、よく遊んでいる。
夜の本拠地は納屋の横に移る。深夜餌をやったときも元気だし、持ってみたらそれほど体重が減っているようには感じなかった。
7月3日0時20分頃からネットで調べてみる。「仔猫 太らない」で検索してみても、同年齢の猫で同じような症状が無いので検証のしようがない。元々痩せ型の猫が下痢をしていて一旦成長が止まっていたので、こういう状態になっているのだろうか。もう少し様子を見てみることにする。
今日のチピチピは元気だが、夕方餌をやった時に見たら、明かに昨日より痩せていたので、前回もらった残りの下痢止めFELOMIC1錠を投薬。
7月4日0時頃、起きて小便のため外に出たが、いつもは納屋の横から走って来るクミャクミャが来ない。雨が降って来たし、あまり気にせず寝に帰る。
4時30分頃から起きて活動を開始するが、猫達が現われないので納屋の横を見に行ったらいなかった。どうせまた、隣の家にでも引っ越したのだろう。チピチピには昨日下痢止めを飲ませているので、今回はあまり心配しなかったが、猫が食べてはいけないような物を食べさせられるとまた下痢になる。それでまた痩せて肛門周辺に炎症を起こした時に、隣の家の人がどう対処するかが問題だ。現に健康優良児のタマコロとキャでさえ、6月4日を境にしてピタッと姿を見せなくなっている。多分保健所に連れて行かれたのだろう。
13時頃、草刈りの合間にクミャクミャが帰って来て、草刈りが終わったら仔猫たちが母屋と納屋の間の北側にいた。呼んだら来たので餌をやる。
16時頃、チピチピに下痢止めFELOMIC1錠を投薬。
7月5日朝見たら、玄関横の猫の箱の上に丸呑みした猫餌が吐き戻されていた。チピチピは噛んで呑んでいるようなので、多分クミャクミャのものだろう。しかし、いずれにしてもチピチピは痩せてきている。元気は元気なのだが。
7月6日チピチピの身長は、来た時よりずっと伸びたが、今はガリガリになっている。
夕方様子を見たら、他の2匹と離れたところで寂しくうずくまっている。
ふん!
とにかく何とかしなくてはならないと思ってFELOMIC1錠と、去年クミャクミャのためにもらったジョサマイシン50mg1錠をやる。
しばらく元気が無かったが、他の2匹が南の池手前の枯れ五葉松に登っているところに連れて行くと、そこに登った。
木に登る
他の2匹がその上から母屋の屋根に飛び移ったのをしばらく見ていたが、あの痩せた体で約70センチの空間を飛び移った。
屋根に飛び移る
夜は3匹とも玄関横の箱に入っていた。
7月7日朝は3匹とも我が家からいなくなっていた。また隣の家にでも移ったのだろう。
昼買い物に行って午後帰って来たら、猫達が中庭に帰っていた。猫餌をやる。
チピチピは元気なのだが、かなり細くなっているので、18時40分頃ジョサマイシン50mg1錠とFELOMIC1錠をやる。
7月8日チピチピは昨日よりもまた一段と痩せた。14:30頃、ジョサマイシン50mg1錠投薬。
19時頃隣のお婆さんが、胡瓜とじゃが芋を持って来てくれた。「昨日仔猫が来ていた」と言っておられた。「猫がおらんなって寂しい」とも言っておられた。その思いには、なんとか対応したいと思う。
7月9日午前中見たら、チピチピは昨日に比べて少しだけ肉が付いたように感じた。トラピーとのじゃれ合いでの悲鳴は、ここしばらく聞こえていなかったが、今日からまた聞こえるようになった。
チピチピは、クミャクミャが暑さを避けて栗の木の下に連れて行こうとしても言うことを聞かず、中庭の広いところの舗装のコンクリートのど真ん中で一匹寝ている。これでは、空からの攻撃に対して余りにも無防備だ。トラピーが手加減しないので厭になったのだろうか。しかしトラピーは、いつも虐めているわけではなく、チピチピのことを優しく舐めてやることもある。
チピチピからずっと目を放せないので困っていたが、昼前、南の畑の方に運んだら、コンクリートの道の上で落ち着いた。先ほどの場所もそうだが、どうやら太陽の熱で温まったそれが好きだったようだ。クミャクミャも来たので良かったと思ったら、今度はトラピーが俺に付いて来てしまうが、この猫はカラスに負けはしない大きさになっているので放っておく。しかし、やはり心配なので少ししてから見に行ったら、母屋の傍に移動していた。ここなら隠れる場所もあるので大丈夫だろう。
とにかく、トラピーは私にまだ慣れていなくて、近付けはしても触ろうとすると逃げるので運んでやることが出来ない。深追いして藪の中の薄暗い場所に逃げ込ませては可愛そうなので、また放っておくことにする。それからしばらくして、何か音が聞こえたので窓の外を見ると、なんと2匹の仔猫が母屋の前の切り株のところで寝ていた。きっと私の後を付いて来たチピチピをトラピーが見付けて、彼女もその後を付いて来たのだろう。

その後

 チピチピというのはいささか言いにくいので、いつしか「チピン」と呼ぶようになった。


生後4ヶ月、母親の尻尾で遊んでいるところ。痩せてはいるが、すっかり元気になっている。


生後9ヶ月足らず、一緒に産まれた猫より体が大きくなっている。

結論

 私が一番何を言いたいかというと、このような猫でも適切な処置をすれば立派に成長するということ。飼い主の皆さん、あきらめないで!


客間


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