人間たまには嬉しいこともあるものだ・・・いや、悲しいことがあまりにも多いからこそ、良いことが少しでもあると、それをとても嬉しく感じることが出来るのではないだろうか・・・
1996年5月、私の父は62歳という若さで他界してしまった。そして彼が残してくれた遺産の多くを母が使ってしまったと思っていたら、母はその残りを子供たちに分けてくれたのだ。2008年のことだ。それはわずかなものではあったが、それによって私は、インターネットの接続をダイヤルアップからブロードバンドに切り替えることが出来た。
そして、パソコンも買うことが出来た!
以前中古で手に入れた3代目の基本的なハードウエアが発売されたのは1998年春で、現在のハードディスクを入れたのが2003年秋。それを毎日フルに稼動させていたのだから、いつ壊れてもおかしくない状態だ。現に2年ほど前から、ファンが業務用大型冷蔵庫のような物凄い音を立て始め、今までずっと私はそれに耐え続けてきたのだ。これでよく音楽製作などしてたものだ。
そんなデスクトップPCではあるけれども、今はまだなんとか使えているのだから、今度のPCは今まで使ったことのないノートPCにしようと思った。
思い立ったらすぐ実行に移さないと気が済まないという悪い癖を持っている私は、早速6月9日に町まで車を走らせ、この地域最大の家電店に赴いた。セール期間中に買えば5000円くらい安くなるということをあとで知ったのだが、そんな店の都合に合わせてはいられない。
2008年のこの当時では、既に Windows Vista という新しいOSが発売されていたのだが、私は敢えて XP がインストールされているモデルを選んだ。現在私が持っているソフトの多くは、Vista に対応していないからだ。また調べたところによると、Microsoft 社は、XP のサポート提供期限を、2014年4月まで延長しているということなので、その点も心配ない。
その結果、この店で売られている最も安いノートパソコン Gateway ML6018j2(中国製)を \69,800 で買った。パソコン本体を買うのは、実に23年ぶりのことだ。これが我が家の4代目のパソコンとなった。
付属のタッチパッドは外出先では便利だが、日常はやはりマウスの方が使い易いと思ったので、USB接続の光学式マウス(BUFFALO BOMUS02SV2A)も \880 で同時に買った。
デスクトップ用のフルキーボードに慣れている自分としては、ノートパソコンのキーの配列が使い難いので、あとからUSB接続のキーボード(BUFFALO BSKBU01SV)を買い足した。また、DVDマルチドライブを搭載しているのに、メモリーはたったの 512MB しかなかったので、1GB のもの(I-O DATA PC2-5300 (DDR2-667) S.O.DIMM 1GB SDX667-1G)\6,064 もあとで買って増設した。
4代目の主な力量 | |
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CPU | Intel Celeron 550, 2GHz |
System Memory | 1526MB DDR2 |
Hard Disc | 80GB |
光学ドライブ | スーパーマルチDVD±RW(DL対応) |
LCD Monitor | 15.4型 Ultrabright |
Network/Modem | 10/100 Mbps Ethernet LAN 802.11b/g Wiless LAN 56K ITU V.92対応FAX Modem |
Medium Manager | xDピクチャーカード、SDメモリーカード メモリースティック、メモリースティックPro マルチメディアカード対応 |
Port | USBx4, VGAx1 |
Oprating System | Windows XP Home Edition |