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だいどころ

ナガモ・アカモク

2009.03.12
更新 2017.05.05
買ってきたナガモ

買ってきたナガモ
買ってきたナガモ

 学名:Sargassum horneri、和名はアカモク、地方名ではナガモ。褐藻類(ヒバマタ目ホンダワラ科)に属するそうだ。

 枝の各所に、長さ5~30 mm ほどの細長い浮きが付いており、これのお陰で海面に向かって立つことができる。

 私の住んでいる地域では、冬の終わりから春先に掛けて何種類かの生の海藻類が出回り、その中にこのナガモもある。他の海草と共に私の大好物だ。
 店では普通、生ワカメと同じく海から上げたままの状態で売られている。これはまだ生きているので、冷蔵庫内であれば4~5日間保存することが出来る。ところが真水で洗うと、かえって日持ちがしなくなる。冷凍保存も可能だが、これも死んでしまうので解凍後は2~3日で使い切る。
 そのままだと長い物では1メートルくらいあるので、食べ易い大きさに切って使う。
 シャキシャキした歯ごたえと、とろみがある。

 よく似た海藻に銀葉藻(ぎんばそう)があるが、銀葉藻の浮きは球形なのに対して、こちらのは細長い紡錘形だ。また、銀葉藻は加熱してもとろみが出ないが、こちらは加熱すると、とろみがたくさん出るので、トロトロ好きの人には特にお勧めだ。

生のナガモ
切って洗った生のナガモ

これをサッと湯にくぐらせて加熱すると、このように鮮やかな緑色に変化して、とろみが付く。磯の香りがして、まるで海に来たようだ。 加熱後のナガモ
加熱後のナガモ

 葉物の野菜と同じで、あまり長く加熱するとこの緑の鮮やかさが失われてしまう。
 モズクのように酢醤油を掛けて生姜や山葵を添えただけで、ご飯のおかずや酒のつまみになる。また、味噌汁や吸い物をはじめ、蕎麦やうどんの具としても大活躍する。
 春の到来を味わえる食材の一つだ。

ナガモうどん
調理例:ナガモうどん関西風

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