薪作り
2009.03.10
2010.03.18 更新
我が家の風呂も暖房も燃料は薪なので、それを自分で作らなければならない。
ここでは、伐採された木の処理法方をご紹介します。木の伐採の仕方については、こちらをご覧下さい。
必要な道具
- ①チェーンソー
長い木を風呂釜や薪ストーブの中に入るように切断するのに必要。普通の鋸でそれをすると大変な作業になるからだ。
ガソリンエンジン式と電動式がある。
エンジン式は電源が無くても使えるので、山から木を切り出すような仕事に向いている。
電動式は使用できる場所が限定されるが、エンジン式に比べると取り扱いや保守点検が楽だ。薪作りだけをするなら、電動式1台だけでも充分だが、電気の延長コード②が必要になるし、停電のときには使えないということを覚悟しておかねばならない。そのため、山で生活していると何かと必要になるので、エンジン式のものも備えておいた方が良い。
歯が付いているバーの長さもいろいろある。バーよりも太い木を切るときには苦労するが、あまり長いと取り扱いが大変になるので、我が家のものは大体中型になる14インチ(35センチ)だ。少なくとも薪作りに関しては、これで不自由を感じたことは無い。
- ③薪切り台
木を地面の上で切ると、終わりの方では一緒に地球まで切ってしまうことになり、そうするとチェーンソーの歯が傷むので、木を地面から浮かせて切るために使う。
- ④長さを見るための物
せっかく木を切ってもストーブの奥行きよりも長ければ使い物にならないので、切る長さを確かめるために使う。一々物差しで計っていたら面倒なので、あると便利。
- ⑤切った薪を運ぶための入れ物
- ⑥斧(おの)
「よき」とも言う。チェーンソーで切った薪を適当な太さに割る作業、「薪割り」のための道具。
- ⑦薪を乗せる台
薪を直に地面に置いて割ると、それが突き抜けた場合には地球まで叩くことになって斧の歯が痛むし、適切な高さにした方が割り易いので必要。
方法
- 木を切る
チェーンソーの取り扱いには危険が伴うので、必ずそれに添付されている取扱説明書の指示に従うこと。
- 薪を割る
これにも危険が伴うしコツが要るので、経験者から実地で教わるのが最も良い。
- 薪を運んで収納する
我が家では、薪ストーブを置いてある部屋の縁側に置いている。そのすぐ横にストーブがあるので便利だ。
左側の竹籠の中は、焚き付けのための杉葉。
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