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はたけ

野蒜(ノビル)

2005.05.16
2010.06.18 更新
ノビル

 ユリ科の多年草。
 我が家では、畑の周辺に群生している。
 春先に芽が出て、5月初旬にトウが立ってくる。

ノビルのトウ ノビルのムカゴ

 やがてその先に、上の画像のような赤紫色のムカゴが付く。これは種のようなもので、土に埋めておくと翌年の春に芽を出す。
 地上部は初夏に枯れるが、地下に残っている部分も翌年春になると芽を出す。

アサツキとの見分け方

アサツキとノビル
左がアサツキ、右がノビル。

 アサツキは、葱を小型にしたような感じで、その葉は天を目指して突き立っている。味と香りは、かなり野性味を帯びた青葱といった感じ。一方、野蒜は粉が噴いたような白みがかった緑色で、なんとなくよれよれした扁平な葉は、こころもち下を向いている。香りはほんのりと野性味があるが、味の方は淡白な韮といった感じである。
 アサツキの葉の断面がほぼ真円なのに対して、野蒜のそれは扁平またはV字型である。それでも判りにくければ、引き抜いて地下の白い部分を見る。上の画像のように、アサツキは葉の延長の紡錘形になっているのに対して、野蒜は玉葱のような球形をしている。

食べ方

 香りと味は、葱よりもむしろ韮の方に近いが、あまり自己主張しないため、さまざまな料理に合う。

我が家での料理の例
目玉野蒜丼 蝦野蒜丼 天麩羅

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