菜の花とは、アブラナ科の植物の花全般のことである。
白菜、大根、小松菜、チンゲン菜、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、これら皆アブラナ科なので、花が咲けば菜の花と呼ぶことができる。
色は明るい黄色が多いが、白や薄紫のものもある。
我が家では主に春先、左の画像のような結球しなかった白菜のトウが立ってくると、その新葉を食べ、その菜の花も蕾のうちに収獲して食べている。花を咲かせないようにすれば、次から次へと出てくる。春蒔きの菜っ葉が大きく成長するまでの2ヶ月以上というもの、毎日食べ続けることができるので、大変重宝する。
癖がなく、ほんのりとほろ苦い風味は、山菜と共に春の味覚だ。柔らかいので、さっと火を通すだけでよい。味噌汁をはじめ、漬物、天麩羅、鍋物、うどんや蕎麦にと、応用範囲が広い。